第5回 東後先生の勉強会 12月17 

 

1.11月(第4回)にお話したクリスマスは現在では変わってきているよう

  です。世の中にはキリスト教徒だけでなく、仏教徒もイスラム教徒もいる

  ことからクリスマスを一般化しています。クリスマスを前面に出さない

  ようにしています。例として、Pleasant holiday season.      

                        

2.  Food for thought

     Noblesse obligeという言葉があります。この言葉には社会的階層にあった 

  生き方をすべきだという考え方が含まれています。言葉使いも社会的階層

  にふさわしいものにすべきです。更に、社会的階層にふさわしい社会的

  貢献をする必要があります。残念ながら現在は、Donationの時に協力し

  ようという言葉になってきているようです。

  尚、言葉使いの例としてupper classlooking glass, non upper class

  mirrorを使います。話は変わりますが、日本人は専門家の言うことをあま

  り聞かないように思います。一方、米欧人は専門家を尊敬して、専門家の

  意見を大事にする傾向が高いように思います。専門家も責任を感じて専門

  家にふさわしい行動をとっているようです。

 

3.Communication

     話し手の意図—————言葉(Expression)——————文字通りの意味と本当の意味

  文字通りの意味をSenseと言います。本当の意味をForceと言います。

 a)    Do you know where the station is?   Yes, I do.

文字通りの意味では話し手の意図に答えていない。本当の意味は具体的に駅への行き方を教えることにあります。

   b) You walk too fast, darling.

       文字通りの意味は、早く歩き過ぎるということです。話し手の意図はゆっくり

    歩いて下さいと言うことです。

  Communicationは話し手の本当の意味を理解してふさわしい対応をとることにあ

    ります。

  日本語の例を挙げると「お出かけですか?」「はい」「どちらまで」「そこま

  で」。文字通りの意味では全く意味をなしません。しかし、今日も今まで通

  りのお付き合いをお願いしますという意味(Force)に取れば大事な挨拶になり

         ます。

 

4.Gift(贈り物)

  贈り物を頂いた時は、大きく喜ぶ演技が必要です。その前に、米欧人にと

  って「何故私はこの贈り物をもらうことが出来るか?」の理由付けが必要

  です。米欧人の文化に沿って贈り物を考える必要があります。

 (投稿:T.U)